2023年9月4日 / 最終更新日時 : 2023年9月4日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 揺らぐサムスン共和国:第二の半導体を期待されるサムスンバイオロジクス 国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 韓国のバイオ企業は仁川松島(インチョンソンド)国際都市に集積している。ここは韓国政府が経済自由地域に指定しており、韓国二大バイオ企業であるサムスンバイオロジクスとセルトリオンなど […]
2023年8月9日 / 最終更新日時 : 2023年8月9日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 揺らぐサムスン共和国:米中対立に揺れ動くサムスン電子の半導体(3) 国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 半導体企業の多くは対米投資に傾いている。そうした中、韓国半導体企業は中国生産拠点を維持しつつ、韓国内投資の拡大と米国生産拠点の新設に走っている。 サムスン電子の半導体事業は、投資 […]
2023年7月7日 / 最終更新日時 : 2023年7月7日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 揺らぐサムスン共和国:米中対立に揺れ動くサムスン電子の半導体 (2) 国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 韓国における半導体は、国家事業と言っても過言ではない。韓国政府は2022年7月に「半導体超大国達成戦略」、2023年3月に「国家先端産業育成戦略」を通じて、税額控除による投資拡大、 […]
2023年6月7日 / 最終更新日時 : 2023年6月7日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 揺らぐサムスン共和国 :米中対立に揺れ動くサムスン電子の半導体(1) 国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 米中の半導体を巡る覇権争いは熾烈さを増している。 2022年8月、米国政府は半導体法といわれるCHIPS法を成立させた(図表1)。同法により、米国内の半導体企業に390億ドル、研 […]
2023年5月5日 / 最終更新日時 : 2023年5月5日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 揺らぐサムスン共和国:脱中国に動く、サムスンSDIのバッテリー事業(4) 国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 2022年8月に米国のインフレーション削減法(IRA)が成立・施行された。この政策はクリーンエネルギー費用を削減し、製造機能などの国内回帰と技術革新の促進を狙ったもので、電気自動車 […]
2023年4月21日 / 最終更新日時 : 2023年4月21日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 揺らぐサムスン共和国:脱中国に動くサムスンSDIのバッテリー事業(3) 国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 2022年8月にバイデン米大統領により署名され、成立した「インフレ削減法案(IRA)」により、バッテリーの素材と部品の制約条件を満たした電気自動車(以下EV)を新車で購入した場合 […]
2023年3月2日 / 最終更新日時 : 2023年3月2日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 揺らぐサムスン共和国:脱中国に動くサムスンSDIのバッテリー事業(2) 国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 電気自動車(以下EV)の現状は、中国においてEVへのシフトが先行しており、大きな市場を形成している。その市場規模は、2021年の中国のEV販売台数は333万台に達し、米国の67万 […]
2023年2月7日 / 最終更新日時 : 2023年2月7日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 揺らぐサムスン共和国:脱中国に動くサムスンSDIのバッテリー事業(1) 国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 米中貿易摩擦が顕在化する現在、韓国のバッテリー事業は大きな影響を受けている。急激な事業環境の変化に、韓国バッテリー業界及びサムスンSDIがどのように対応しようとしているのか、こ […]
2022年12月27日 / 最終更新日時 : 2022年12月27日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 揺らぐサムスン共和国:フォルダブルフォンも過当競争に直面したサムスン電子 国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 2022年のスマートフォン(以下スマホ)市場は、世界景気の低迷とロシア-ウクライナ戦争の長期化及び世界的なインフレーションなどの影響で、昨年よりマイナス成長となる見通しである。 […]
2022年12月3日 / 最終更新日時 : 2022年12月2日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 揺らぐサムスン共和国 :半導体市場の寒波に見舞われるサムスン電子 国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 今や国の安全保障を確保するための重要部品に位置付けられているのが半導体である。メモリー系半導体分野では、サムスン電子とSKハイニクスの両社の生産が世界の4分の3を占める。昨年の韓 […]
2022年11月4日 / 最終更新日時 : 2022年11月4日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 揺らぐサムスン共和国:電装会社ハーマンの業績低調に悩むサムスン電子 国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 サムスン電子の今年第3四半期までの累積売上げは230兆990億ウォン、営業利益39兆200億ウォン(10月7日暫定実績)を記録したが、第3四半期を対前年同期比でみると、売上高が76 […]
2022年10月4日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 揺らぐサムスン共和国:医薬品の委託開発生産を加速するサムスンバイオロジクス 国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 グローバル製薬会社の多くは、医薬品の研究開発やマーケティングに資金や人材などを集中する戦略を取っており、生産工程をアウトソーシングしている。グローバル製薬会社の生産業務を担うのが医 […]
2022年9月3日 / 最終更新日時 : 2022年9月2日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 揺らぐサムスン共和国:6G国際標準で巻き返しを狙うサムスン電子 国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 世の中に5G(第5世代移動通信システム)の基地局がまだ十分整っていない中、早くも6G(第6世代移動通信システム)の周波数の主導権を巡って国際戦略が展開されている。6Gの最高伝送速 […]
2022年8月1日 / 最終更新日時 : 2022年7月28日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 揺らぐサムスン共和国:人工知能(AI)の開発を加速するサムスン電子 国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 2021年1月のサムスンリサーチ(先行開発組織)社長団会議において、半導体とバイオに今後5年間(2022~26年)に450兆ウォンの投資を明らかにし、同時に人工知能(AI)、第6 […]
2022年7月4日 / 最終更新日時 : 2022年7月4日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 揺らぐサムスン共和国:韓国経済に存在感を増すサムスングループ 国士舘大学経営学部客員教授 石田 賢 サムスングループは韓国を代表する財閥である。図表1に示したように、グループの所属企業数は62社、グループの総資産は483.9兆ウォンで、韓国財閥のトップに位置している。今年、現代を […]