【募集】 第2回(2023年)「富山第一銀行奨学財団賞」
富山第一銀行奨学財団(理事長横田格氏)が2021年度に創設した、県内の大学や企業、研究所に在籍する若手・中堅の研究者をたたえ支援する「第2回富山第一銀行奨学財団賞」の候補者を募集している。締め切りは2023年2月末必着。
45歳までを対象に研究成果が著しく今後の活躍が期待されるひとを顕彰する特別賞(500万円)と、35歳までを対象に研究への革新性や独創性があり、研究のさらなる発展の期待できるひとに贈呈される奨励賞(300万円)がある。
応募は所属する期間・団体の責任者の推薦により、1機関・団体は特別賞・奨励賞毎にひとり以内の応募とし、国立大学富山大学についてはそれぞれ2人以内まで認められる。
第1回の特別賞は睡眠脳波の制御方法を精神疾患治療に役立てようと、出口戦略を研究中の富山大学研究推進機構アイドリング脳科学研究センター准教授の宮本大祐氏。また該当がなかった奨励賞の特例として、がん温熱治療で腫瘍組織内温度上昇値の測定法基礎研究を行っている立山科学主任技士の竹内道雄氏に努力賞(200万円)が贈られた。
遠藤俊郎前富山大学長を委員長に3名で構成する選考委員会が特別賞、奨励賞各ひとりを選考、2023年6月中に公表し7月に表彰式を予定している。問い合わせは同財団まで。
電話076(422)2829 E-mail tomizai@micnet.ne.jp