【ゴールドウイン開発】ゴルフ倶楽部開場30周年、花と緑の銀行に寄付金贈る

 ゴールドウイン(本店小矢部市、社長渡辺貴生氏)グループのゴールドウイン開発(社長西田明男氏)が運営する「ゴルフ倶楽部ゴールドウイン」(18ホール)では10月17日、開場30周年を記念して「30周年記念杯」が開催され、会員約100人が参加した。チャリティー活動として参加者から募った募金を含む寄付金30万円を花と緑の銀行小矢部支店に寄附した。

 花と緑の銀行は、富山県を花と緑に満ちた潤いのある社会にするための活動母体として1973年に設立された。同銀行の小矢部支店代表を務める桜井森夫小矢部市長をゴールドウイン会長の西田明男氏が訪問して寄付金目録を手渡した。

 このなかで西田氏は「約40年前、創業者の西田東作が森の中の工場にしたいという強い思いをもって土地を譲り受けた経緯があり、その後の経営環境の変化から当初の夢は実現できなかったものの、ゴルフ倶楽部は預託金会員制を株主会員制に移行しておかげさまで経営を乗り越えることができた」と述べた。

 また、「創業地(小矢部市津沢地区)に技術開発の拠点施設ゴールドウイン テック・ラボを開設し、スポーツクライミング、7人制ラグビー、車いすラグビーはじめプロ、アマ問わずさまざまのスポーツのユニフォームの開発を通じて成長することができた。このような形で、微力ながらも当社の故郷となる小矢部市のお役にたてることを大変嬉しく思うとともに、今後も地域に密着しながら社会貢献をさせていただきたい」と話した。