【ゴールドウイン】涼しくサラリとした着心地で夏を快適に 「Icebreaker」のメリノウール製品&「紙糸繊維」を使った「Re-Pose Paper」
ゴールドウインがこの夏、サラッとした着心地で快適に過ごすためのウエアとしてアピールしているのは、「Icebreaker(アイスブレーカー)」のメリノウール製品と、吸湿性の高い「紙糸(かみいと)繊維」を使った「Re-Pose Paper」。いずれも天然素材で、地球環境にも配慮したウエアだ。
夏こそウール、衣服内を涼しい状態に保つIcebreaker
Icebreakerはメリノウールの機能性を生かしたアウトドアウエアブランド。ニュージーランドの南アルプス、標高1,800メートルで育てられたメリノ種羊の原毛を使用しており、通常のウールよりも毛が細くて柔らかく、吸湿性ややわらかな肌ざわりなどが特長。
メリノウールは冬の素材という印象が強いが、着る人の皮膚の状態や外部の条件に応じた衣服内温度調節機能を持っているため、暑い時には汗の蒸発による緩やかな気化冷却によって衣服内を快適な温度に調整し、涼しくサラリとした着心地がある。夏場に着用することのメリットをアピールしようと、同社は「#夏こそウール」キャンペーンを展開し、特設ページを設けている。
メリノウールには臭いを抑制する性質もある。さらに抗菌加工を施すことで雑菌が付着しにくく、臭いの発生が抑えられる。
繊維自体が高い吸湿性を持つため、汗をかく前から体が発する水蒸気を吸収して大気中に発散させる湿度調節機能があり、肌面をいつもドライで快適に保つ。
再生可能で生分解性も備わっており、水性汚れが付きにくく臭いの発生を軽減できるため、着用後に毎回洗濯をせず数日間着続けても不快に感じにくいことから環境負荷を減らせる製品でもある。
代表的な定番商品はオールシーズン使える薄手タイプのTシャツ(メンズ・レディースとも11,000円)。襟ぐりがリブ仕様でクラシックな味わいがある。メリノウールをナイロン芯に巻きつけた糸を使うことで擦り切れや引き裂きに強く、トレッキングやアウトドアにも活用できる。
この春には、長時間の着用での蒸れや臭いによる不快感を軽減する素材としてメリノウール製マスクも発売。売り上げの一部はアイスブレーカー社を通じて、米国を拠点にオンライン寄付を運営するGlobal Givingによるコロナウイルス救済基金に寄付を行っている。
肌離れが良くドライ感が続くRe-Pose Paper
遠赤外線保温素材「光電子」を活用した「Re-Pose」シリーズに、「紙糸繊維」を初採用。光電子による保温性と、紙の吸湿効果をあわせもち、厳しい暑さによる体力の消耗やクーラーによる寒さが気になる夏を快適に乗り切ることができる。
紙は吸湿性の高い素材であり、古くから襖や障子など高温多湿な日本の夏を快適にするため、生活の中で有効活用されてきたことに着目し、サラッとした着心地のリカバリーウエアを開発した。紙糸繊維が持つ吸湿効果によって、身体にまとわりつく夏の不快な湿度を和らげ、肌離れが良く、サラッとした素材感が特徴。
紙糸は紙を細く裁断して撚りをかけて糸にしたもので、地球環境にも配慮した天然素材。コットンやポリエステルを混紡することで、より肌に優しい着心地や、日常着用するウエアとしての耐久性や洗濯にも配慮した。素材は和紙47%、綿42%、ポリエステル11%。
Tシャツ、パンツ、女性向けのチュニックまで全8品番を展開。夏の特有の外気温と室内温度の大きな変化に対応しきれずに陥りやすい不調や、コンディション維持の難しさをケアしながら、自宅での時間を快適に過ごすための機能的なルームウエアとして活用できる。主な製品は、Re-Pose Paper Relax T-shirt(UNISEX)、価格は12,100円(税込)。