【朝日印刷】新社長に朝日重紀氏

 2022年に創業150年を迎える医薬品や化粧品などのパッケージを主力とする包装資材メーカー、朝日印刷(本社富山市、東証2部)の新社長に4月1日付けで副社長の朝日重紀氏が昇格する。

 2002年に入社、2012年から社長を務めてきた濱尚氏は取締役に退く。代表権は朝日重紀氏と、会長の朝日重剛氏の2人体制で変更はない。濱氏は重剛会長の娘婿に当たり、今年度で社長在任約10年となることで一区切りとしたいとの濱氏からの辞任申し出による。

 重紀氏は1977年5月富山市生まれ、重剛会長の次男。東京経済大学卒業後、日本プリンティングアカデミーを卒業、2001年3月に朝日印刷に入社。2011年常務、20年4月専務取締役、営業・生産・企画開発統括を経て、同年6月から代表取締役副社長。子会社のマレーシアの印刷会社Harleigh (Malaysia) Sdn.Bhd.および Shin-Nippon Industries Sdn.Bhd.の取締役も兼務。