【YKK AP】「リレーリア ルーフフレーム」発売 自由設計で機能的な屋根空間を創出

 建物と調和するオリジナルの屋根空間がつくれるアルミ形材のエクステリア商品。1月22日発売。フレーム・ルーフ・スクリーン・ウォールの4つのパーツを自由に組み合わせることで、建物との一体感や連続性をもった機能的な屋根空間をつくりだす。庭まわりでは、外部からの視線を遮りつつ室内とつながるアウトドアリビングとして屋根のある空間を構築できる。

 フレームは、カールーフやエントランスゲートをつくる「独立式」、建物とつながりのあるテラス空間をつくる「壁付式」、フェンスでは表現しにくい印象的な外観をつくる「自立式」の3つの設置方法をそろえた。サイズバリエーションも豊富で、独立式4本柱は幅6,015×奥行6,166×有効高さ3,000mmの空間まで対応可能。

 ルーフは強い日差しを遮り、雨にも安心なパネル屋根。軒天を組み合わせて夜のダウンライトにも対応する。乾式施工により屋根部の先打ちシーリングなど手間のかかるシーリング工程を削減し、独立式ではシーリング剤使用量を従来比75%削減した。日差しを調節する「サンシェードカーテン」も取り付け可能。

 スクリーンは、フレーム内に納まるインセットタイプ5デザインと、フレーム前面に取り付けるアウトセットタイプ3デザインを用意。

 ウォールはアルミ乾式構造ならではの安定品質と短工期で、壁面を木調カラーの天井面と揃えた「板張りタイプ」と、タイルや石材で仕上げた「タイル仕上げタイプ」の2デザインから選べる。高さは3種類。

 参考価格は、独立式フレーム/アルミ形材、屋根ふき材/熱線遮断ポリカ―ボネート板、サイズ:幅5,560㎜×奥行2,830㎜×高さ2,300㎜で82万500円。

「マドリモ 内窓プラマードU」に「ふかし枠」追加、マンションの内窓施工に特化

「マドリモ内窓プラマードU」+マンション用ふかし枠50

 窓の内側に設置して二重窓にし遮音性と断熱性を高める「マドリモ内窓プラマードU」に、マンション施工に特化したふかし枠を追加。2020年12月14日発売。

 内窓を取り付けるには窓額縁の見込み寸法が70mm以上必要だが、マンションにはこの条件を満たしていない場合が多く、窓枠を室内側に延長するための枠であるふかし枠が必要になる。ふかし枠を支える補強部品はコンクリート躯体に穴を開けて固定するため、施工時の粉塵への養生や穴あけ作業など多くの手間がかかっていた。

 「マンション用ふかし枠50」は、マンションの窓に「マドリモ内窓プラマードU」を設置するために開発した専用のふかし枠。従来の工法で必要だった補強部品が不要となり、施工性も大幅に改善した(日本特許出願中)。補強部品により見た目を損なわれることもなく、しっかりと強度を保持する。

 色は木目クリアやミディアムオークなど全6色。参考価格は引き違い窓(幅1,700×高さ1,800mm、内窓本体+マンション用ふかし枠50)16万3,500円。