【富士薬品】ドラッグストア1,357店舗に、京都北部地域を強化

 富山を創業地とする配置薬事業の最大手、富士薬品(本社大宮市、工場富山市婦中町、社長高柳昌幸氏)は3月31日付で、京都府および福井県にドラッグストア6店舗(うち調剤薬局併設2店舗)をもつ太陽堂(京都府舞鶴市)の全株式を取得し、子会社化した。店名は太陽堂のまま営業する。

 富士薬品はドラッグストア事業において直営の「ドラッグセイムス」に加え、グループ化も併せて全国での店舗網拡大に取り組んでおり、今回の太陽堂の子会社化によりこれまで店舗展開の弱かった京都北部地域を強化することになり、同社のドラッグストアグループは既存の1,351店舗(ドラッグストア1,186店舗、うち調剤薬局併設店232店舗)から1,357店舗となった。

東京本部を開設、本部機能を大宮市から東京・神田に

 同社は東京本部を新設し、4月27日から本部機能を大宮市から東京・千代田区へ移転した。人員が増えて現オフィスが手狭になったため、拡張することで快適なワークスペースの実現と、取引先とのコミュニケーション向上を図る。本社登記は変更しない。

 場所は、東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE(カンダスクエア)9階。KANDA SQUARE(写真)は、オフィス・商業ゾーン・ホール・貸会議室からなる地上21階地下1階建て、高さ121mの複合型オフィスビル。都営新宿線・小川町駅、東京メトロ千代田線・新御茶ノ水駅よりいずれも徒歩3分、JR京浜東北線・神田駅から10分と、地下鉄複数駅・路線、JRが使用できる好立地なエリアにある。