【サクラパックス】段ボール製間仕切りでウイルスの飛沫を遮断 デスク間の安心と安全を守る「ダンウォール」発売
パッケージメーカーのサクラパックス(本社富山市、社長橋本淳氏)は、新型コロナウイルスの感染防止対策用に段ボール製の間仕切り「ダンウォール」を開発し、販売を開始した。
距離をあけることが難しい環境でも、デスクの周りを段ボール製のパネルで覆うことによって見えない飛沫の拡散を防ぎ、デスク間の安全を守る。高さ50cm、奥行55cmで、幅は80cm〜140cmまでサイズ調整が可能。パンロックで固定するだけなので、2分で組み立てできるのが特長。
同社は段ボールメーカーとして感染防止対策に役立てようと、東日本大震災時の避難所での間仕切りをヒントに今回の簡易パーテーションを開発した。米国立衛生研究所(NIH)や国立感染症研究所の感染管理に関する情報によると、新型コロナウイルスの残存期間はエアロゾルでは3時間、プラスチックやステンレスの表面では72時間、段ボールの表面では24時間以降は生存が確認されなかったという。
1セット5枚組で、希望する医療機関には数量限定(1万枚)で無償で提供する。メール(itemplan@sakura-paxx.co.jp)で受け付けており、施設名、担当者名、住所、電話番号、メールアドレス、セット数を記入して申し込む。
一般向けには、1セット5枚組をレギュラー(白)6,800円、色付き8,800円で販売する(いずれも税、送料込み)。色付きはそら色、もえぎ、桜、シナ木目の4色あり、発売は5月11日からとなる。売上金の一部は、医療機関向け無償提供分に充てる。
同社のホームページはこちら。
、