【三協立山】カーポート「M.シェードⅡ」発売 ダイナミックな後方支持の上吊りタイプを追加

①「M.シェードⅡ」上吊りタイプ

 三協立山(本社高岡市、社長山下清胤氏)・三協アルミ社(社長中野敬司氏)は、軽量かつ高強度の3次元アルミプレートのトラス構造(特許済)と先進的なデザインのカーポート「M.シェード」をさらに進化させた「M.シェードII(エム.シェード ツー)」を3月2日より発売した。

 同社のカーポートはエクステリア事業の中で約20%を占め、業界シェアトップを誇る主力商品。昨年発売した「U.スタイルアゼスト」は業界最大のフレーム間口12mに対応し、発売以来、好調に推移している。今回、「M.シェード」をリファインするにあたり、同社の技術力を結集してトラス屋根の魅力を最大限に生かす「上吊りタイプ」を追加したほか、フレーム間口12mにも対応した。

 新構造の「上吊りタイプ」は、屋根を支える柱を後方支持とすることで、トラス屋根の美しさを最大限に引き出し、大開口を実現した。前面の柱がないため、トラス屋根の浮遊感・軽量感が感じられ、人や車の移動を邪魔しない。屋根形状は透過性屋根パネルを採用したスタンダードタイプと天井材付きで高級感のあるプレミアムタイプの2種類から選べ、1台用から3台用までラインナップしている。

②「M.シェードⅡ」梁置きタイプ

 従来の「梁置きタイプ」もディテールを見直し、よりスマートなデザインに進化させた。フレームは面取りを抑えたシンプルな形状とし、雨樋は樹脂製の丸樋からアルミ製に変更して柱と一体化させた。これにより、トラス屋根の美しさを損なわない意匠と軽量化・スリム化を実現した。

 「M.シェードII」では最大間口が10mから12mへ延長され、プランニングの自由度が格段に向上。敷地幅いっぱいにフレームを設置できるため、駐車スペースから玄関アプローチまで、迫力あるファサード提案が可能となる。オプションとして意匠性の高い側面パネル(梁置きタイプ)やダウンライトなどを設定している。

 デザインを高めながら性能も妥協しておらず、耐積雪は20cmおよび50cm、耐風圧は片支持38m/s、着脱式サポートセット使用時42m/s、両支持42m/sを実現。サイズは開口2,834〜10,058mmまで可能。本体の色はサンシルバー、アーバングレー、ブラックの3色から選べる。プレートトラスはシルバー、屋根パネルの色はかすみとクリアの2色。

 価格は567,600円~。写真①の「上吊りタイプ」で1,673,000円、写真②の「梁置きタイプ」で1,774,700円(フレーム含む)など。

 三協アルミ社副社長事業役員エクステリア事業部長西孝博氏は、「今回の発売をステップに、初年度1,100セット(売り上げ7億7,000万円)、中高級市場シェア30%を目標にしたい」と語った。

 「M.シェードII」の発売にあわせ、4月20日まで「あなたはどっちの M.シェード派!?キャンペーン」を実施している。キャンペーンサイトから「M.シェードII」の2タイプのどちらかを選んで応募するだけで、抽選で31名に総額1000万円相当をプレゼントする。