【日本海ガス】新社長に土屋誠氏就任 知事選出馬へ新田氏は退任

 日本海ガス(本社富山市)では1月1日付で新田八朗社長が退任し、土屋誠専務取締役(写真)が新社長に就いた。これに伴い新田氏の長男で、エネルギーソリューション副本部長兼営業統括部長の新田洋太朗取締役が代表権のある専務に昇格した。

 新田氏は2020年秋の富山県知事選に、12月11日八つの柱からなる24の施策を掲げて出馬表明し、選挙戦に備える。同社の持株会社・日本海ガス絆ホールディングス(HD)の社長も20年3月に開かれる株主総会までに退任する方針だ。

 土屋氏は1963年9月南砺市(井波町)生まれ。86年3月富山大学経済学部卒業。同年4月に日本海瓦斯(現・日本海ガス)に入社。エネルギーソリューション本部リビング・エネルギーの各営業部長を経て、2011年3月取締役、14年エネルギーソリューション本部長、15年常務、18年2月から専務(エネルギーソリューション本部長兼都市ガス事業部長)を務めてきた。同年1月から日本海ガス絆ホールディングスの取締役も務める。