【インテック】全社員対象に在宅勤務制度を導入 多様な働き方を推進

 TISインテックグループのインテック(本社富山市、社長北岡隆之氏)は10月1日より全社員を対象に在宅勤務制度を導入したと発表した。

 同社は、これまでに時差勤務制度や時間単位有給休暇など、社員のワークライフバランスに配慮した制度を導入し、今年4月には人事本部内に「働き方改革推進室」を設置してさらなる制度の充実や職場環境の改善を図ってきた。

 7月には政府主催の「テレワーク・デイズ2019」に実施団体として参加、全社員に在宅勤務の利用を呼びかけ、2週間にわたり試行した。この試行結果を受け、在宅勤務制度を正式に制度として導入することを決めた。

 在宅勤務制度の導入により、①多様なワークスタイルの環境を整備し、働く機会の拡大を図る、②時間と場所(自宅)を効率的に活用することで個人の生産力を高める、③ワークライフバランスを保ち、心身の健康を維持向上させることを目指す。

 導入にあたり、社員にパソコンや社用携帯などを支給し、自宅でも事業所勤務と同様の業務ができる環境を整えた。業務書類の持ち帰りは禁止し、アプリケーションやデータはサーバーで一元管理するなど、セキュリティ面でも万全を期した。同社では制度の定着に向け全社員にアンケート調査などを行っていく計画。