【富山第一銀行】スマホアプリをアップデート 自動貯金アプリ「フィンビー」の取り扱いを開始
富山第一銀行(本店富山市、頭取横田格氏)は10月21日、スマートフォンアプリ「ファーストバンクアプリサービス」のアップデートを実施し、新たに自動貯金アプリ「finbee(フィンビー)」の取り扱いを開始した。
「finbee」は日本初の銀行口座と連動した自動貯金サービスで、ネストエッグ(本社東京、社長田村栄仁氏)が提供する。「貯金をもっと楽しく、カンタンに」をコンセプトとし、自分のスタイルに合わせて無理なく着実に貯金できるのが特長。
更新系オープンAPIの技術を利用し、銀行の認証基盤で顧客の口座契約を認証することにより、顧客が決めた貯金ルールに基づいてアプリが銀行口座から貯金用口座へ自動でお金の移動を行う。更新系オープンAPIを利用したサービスの提供金融機関としては北陸初、全国では11番目となる。

finbeeの画面
自動貯金を開始するには、富山第一銀行ポータルアプリ「ファーストバンクアプリサービス」から「finbee」をダウンロードし、預金口座を登録する。次にリストから貯金目的を選び、目標金額などを決める。どんな時に、いくら貯金するか貯金ルールの設定を行えば、以後はいつもの生活をしながら自然とお金が貯まっていく。
貯金ルールの例として、つみたて間隔や金額を設定して貯める「つみたて貯金」のほか、クレジットカード決済の際の端数を貯める「おつり貯金」、1日に歩いた歩数に応じて貯金する「歩数貯金」、特定の場所に近づくと貯金する「チェックイン貯金」がある。家族や友人と一緒に共通の目的に向かって貯金することも可能で、これまでにない金融体験ができる。
同行に普通預金口座・貯蓄預金口座があれば、インターネットバンキングのIDやパスワードを預けることなく、高いセキュリティの下でfinbeeを使うことができる。銀行内に貯金専用の「finbee専用口座」が作られ、ルールに基づき計算された金額が自動で移動される。貯金のタイミングは、①貯金ルールが達成されるたびに行う、②1日に1回、前日の貯金額をまとめて移動する、のいずれかを選択する。