【ゴールドウイン】ザ・ノース・フェイスから初のマタニティーウエア 新型ファスナー採用の秋冬ジャケットも
産前産後を快適に ブランド初のマタニティーウエア
ゴールドウイン(本社東京、本店小矢部市、社長西田明男氏)は主力ブランド「ザ・ノース・フェイス」からブランド初のマタニティーウエアを発売した。アウトドア製品開発で永年培ってきた軽量性や保温性などの機能性を取り入れたダウンコート、フリースワンピース、パンツ、アンダートップス、レギンス、ソックスの全6型をラインアップ。10月上旬から順次「ザ・ノース・フェイス」一部直営店と取扱店、公式ECストアなどで販売を開始した。
ダウンコート(78,000円・税別)は、女性が妊娠中から産前産後まで快適に着ることができるよう、防風性・撥水性に優れた柔らかな手触りの「ゴアテックス インフィニアム」の内側に、遠赤外線効果で温かさが持続する光電子ダウンを封入し、適度にゆとりをもたせたシルエット。ベビーキャリアカバーをつけることで赤ちゃんを抱っこしたまま着用できる。ベビーキャリアカバーは単体でベビーカーにつけたり抱っこひもに装着したりと、複数の使い方が可能。
また、産後の授乳にも対応して切り替え部分に授乳口を設けたフリース生地のワンピース(14,000円、同)や、ウエストのゴムとボタンでお腹の大きさに合わせてウエストサイズが調整できるロングパンツ(15,000円、同)を用意している。
同社は女性向け商品開発を強化しており、10月25日前後に「ザ・ノース・フェイス マタニティ特設Webサイト」を公開する予定。
YKKの新型ファスナー採用、ゴアテックス秋冬ジャケット
ザ・ノース・フェイスは、YKKとJUKIが共同開発した新型ファスナー「AiryString®(エアリーストリングス)」を採用した秋冬シーズン向けジャケットを10月25日からザ・ノース・フェイスの直営店7店舗で発売する。
AiryString®は、ファスナーテープをなくしてファスナーのかみあう部分のエレメント(務歯)を布地に直接縫い付けることで、かつてない一体化を実現したファスナー。ファスナーの開け閉め操作が楽で、衣服をより軽く、すっきりとした印象のデザインにできるほか、従来必要だったステッチ工程が省け、縫製工程の簡略化を図ることも可能。新型ファスナーが商品に使われるのは初めてという。
新型ファスナーを搭載した商品は、「GTX Nuptse Jacket(ゴアテックス ヌプシジャケット)」(88,000円、同)と「GTX Denali Jacket(ゴアテックス デナリジャケット)」(55,000円、同)の2アイテム。
「ゴアテックス ヌプシジャケット」は中綿に高度な洗浄技術で汚れを除去したダウンと、身体が発する遠赤外線を利用して保温効果を発揮する光電子をブレンド。表地は軽量性と撥水性を向上させたゴアテックスインフィニアム インシュレイテッドシェルを採用し、縫い目からの雨水の侵入を抑えながらダウン抜けも抑制する。
「ゴアテックス デナリジャケット」は、革のようなしなやか風合いと内側の起毛により薄手ながら軽量で温かく、優れた防風性、透湿性を発揮する「ゴアテックスインフィニアム ソフトラインドシェル」を使用。耐摩耗性にも優れる。色はいずれもブラック。
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