【TOTO、大建工業、 YKKAP 】全国12カ所で“十人十家”コーナー新設 暮らし方プラン、診断でリモデルの魅力発信

 TOTO(本社北九州市、社長喜多村円氏)、大建工業(本社大阪市、本店南砺市、社長億田正則氏)、YKK AP(本社東京、社長堀秀充氏)の3社が全国12カ所に展開する「TDYコラボレーションショールーム」に、リモデル(改築、改装)のコンセプトである「十人十家(じゅうにんといえ)」のコーナーを新設した。

 あこがれの暮らしを実現する10のリモデルプランの映像をはじめ、パネル展示などを通し、リフォームの需要を掘り起こす。また3社のホームページ「TOTO・DAIKEN・YKK APリフォーム情報サイト」(https://re-model.jp/)内にWEBコンテンツ「あこがれのくらし診断」も開設した。

“十人十家”コーナーの展示イメージ

 「十人十家」は「10人いれば10通りの暮らしの想いがある」との考え方から、3社が2018年から提唱しているモデルコンセプト。近年はリフォーム市場でも、住宅設備の老朽化などモノがきっかけとなる提案ではなく、思い描く暮らしのイメージを実現するための提案がより重視される傾向にあるという。

 ショールームには、かなえたい暮らしをイメージできるパネル展示をはじめ、10パターンのリモデルプランのコンセプトムービーを放映。表面には空間画像、裏面にはプランのポイントを紹介した10種類のポストカードも用意し、掲載している2次元コードを読み取ることで自宅からも確認できる。TDY大阪、名古屋、福岡を皮切りに、東京、金沢、札幌と全12カ所のショールームで順次開設していく。