2019年12月16日 / 最終更新日時 : 2020年1月14日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木―過去・現在・未来(22) 「令和××年度富山県豪雨災害調査報告書」を事前に想定してみる 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科准教授 呉 修一 富山で甚大な豪雨災害が発生し、例えば『令和××年度富山県豪雨災害調査報告書』を執筆することが今後あるのだろうか。台風19号の被害は記憶に新しく、未だ長野や福島など […]
2019年11月29日 / 最終更新日時 : 2020年1月14日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木―過去・現在・未来(21) 富山で液状化を考える~現在の課題と未曾有の液状化災害~ 富山県立大学講師 兵動太一 はじめに 私が前職で大変お世話になった先生の一人である龍岡名誉教授(東京大学、東京理科大学)は講義の中で「地盤災害とその対処はA Never Ending Story」と仰っていました。研究 […]
2019年11月15日 / 最終更新日時 : 2020年1月14日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木―過去・現在・未来(20) 富山県で液状化について考える意味 富山県立大学講師 兵動太一 はじめに 昨年2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震をはじめ、地震大国のわが国では大型地震が頻発しています。地震によって起こる被害は様々ですが、2011年3月11日に発生した東北地 […]
2019年10月31日 / 最終更新日時 : 2020年1月14日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木―過去・現在・未来(19) コンクリートの非破壊試験-衝撃弾性波法の更なるそして秘めたる可能性 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科准教授 内田慎哉 前回は、コンクリートの非破壊試験の一つである衝撃弾性波法の理論と実際について述べました。今回は、「衝撃弾性波法の更なるそして秘めたる可能性」について、お話させてい […]
2019年10月15日 / 最終更新日時 : 2019年10月18日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木—過去・現在・未来(18) コンクリートの非破壊試験-衝撃弾性波法の理論と実際 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科准教授 内田慎哉 富山県立大学に着任してから2回目の秋を迎えています。少しずつですが、本学あるいは富山県での生活に慣れつつあります。とはいえ、お恥ずかしいことに、富山県ならではのご […]
2019年9月30日 / 最終更新日時 : 2019年9月30日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木-過去・現在・未来(17) 立山カルデラにおける土砂流出防止の歴史 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科准教授 古谷 元 はじめに 「とやまの土木-過去・現在・未来(2)水荒の地、富山の特性と治水」では、”富山の平地の主役は扇状地”という話があがっていました。前回の話では、扇状地は上 […]
2019年9月13日 / 最終更新日時 : 2019年9月14日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木-過去・現在・未来(16) 富山の地すべりについて考えてみる 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科准教授 古谷 元 はじめに 読者のみなさまは、富山県が比高差4,000m、つまり海面下1,000mから標高3,000mの全国的にまれな地形条件を有するところであることをご存じかと思 […]
2019年8月30日 / 最終更新日時 : 2019年9月3日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木-過去・現在・未来(15)地図に刻まれた富山の土木史 「地図に残る仕事。」とは大成建設のキャッチフレーズですが、同社に限らず建設業界の方からよくお聞きします。もともとあるダム建設現場の所長さんが口にされた言葉をコピーライターの方が聞いて磨きをかけたものだとか。うまく表現し […]
2019年8月14日 / 最終更新日時 : 2019年8月15日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木-過去・現在・未来(14) 富山が生んだ測量技術者-石黒信由 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科准教授 星川 圭介 土木にも様々な分野がありますが、測量はそのすべての基礎となる分野です。まず設計図を描くためには正確な地形図が必要です。また設計図に描かれた構造物が実際の現場の […]
2019年7月31日 / 最終更新日時 : 2019年8月1日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木-過去・現在・未来(13) 富山の海を対象とした調査と未来のエネルギー資源 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科教授 畠 俊郎 新しいエネルギー資源として注目されているメタンハイドレートですが、富山周辺の海域にも存在していることをご存知でしょうか? 富山県立大学大学院環境工学専攻では201 […]
2019年7月19日 / 最終更新日時 : 2019年7月19日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木 過去・現在・未来(12) 富山の海と未来の建設技術 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科教授 畠 俊郎 我々にとって身近な存在であるとともに、豊かな恵みをもたらしてくれる富山の海ですが、その中に生息している目に見えない「微生物」を建設技術に応用する試みが進められている […]
2019年6月28日 / 最終更新日時 : 2019年6月28日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木-過去・現在・未来(11) 富山湾の寄り回り波とは? 富山県立大学工学部 環境・社会基盤工学科准教授 呉 修一 筆者が2016年に富山県立大学に着任する前から、富山には『寄り回り波』という特徴的な波が存在すると聞いていた。実際に、過去には表-1に示す被害が富山湾沿岸で生じ […]
2019年6月14日 / 最終更新日時 : 2019年6月14日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木-過去・現在・未来(10)富山湾の津波リスクをどう考えるか? 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科准教授 呉 修一 2011年3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震は、死者・行方不明者2万人以上を生じる大災害となった。この東日本大震災を契機に、『想定外を事前に想定 […]
2019年5月30日 / 最終更新日時 : 2019年5月30日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木-過去・現在・未来(9) 黒部川扇状地の地下水―理想と現実― 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科准教授 手計 太一 富山の豊富で良質な地下水は、富山の社会・経済を支えている重要な要素であることは間違いありません。生活用水として人々の生活を、そして工業用水として世界的に著名な大 […]
2019年5月15日 / 最終更新日時 : 2019年5月15日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木-過去・現在・未来(8) 河川からみた富山の歴史 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科准教授 手計 太一 富山県立大学に赴任する直前、恩師から「富山は治水治山で生まれた県だから、富山で治水の研究をするとは研究者冥利に尽きる」と言われたことを思い出します。 富山の置 […]