2020年8月15日 / 最終更新日時 : 2020年8月15日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木—過去・現在・未来(37) 防災・気象情報の利活用 富山県立大学工学部 環境・社会基盤工学科准教授 呉 修一 「あなたには災害の危険性を知る義務と、自分と家族を守る責任があります」 2020年も熊本県の球磨川や山形県の最上川などで甚大な洪水災害が生じている。毎年のように […]
2020年7月31日 / 最終更新日時 : 2020年7月31日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木―過去・現在・未来(36) かつて庄川で発生した天然ダムについて―天正地震(1586年1月)を例にして― 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科准教授 古谷 元 はじめに 前々回では、常願寺川上流に位置する立山カルデラの中で、安政の飛越地震(1858年4月9日)により「鳶崩れ」と呼ばれる大規模崩壊が発生し、天然ダムを形成し […]
2020年7月15日 / 最終更新日時 : 2020年7月18日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木—過去・現在・未来(35) 富山県における土砂災害危険箇所数と土砂災害警戒情報 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科准教授 古谷 元 1.はじめに 例年、梅雨の末期には、日本のどこかで大雨が降り、そして不幸にも土砂災害の発生が繰り返されています。一部の富山の方は、「富山は立山に守られているから災 […]
2020年7月3日 / 最終更新日時 : 2020年7月3日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木―過去・現在・未来(34) コロナ禍のもとでの大学教育 富山県立大学工学部 環境・社会基盤工学科教授 高橋剛一郎 2020年初頭より新型コロナウイルス感染症が拡大し、富山県内においても3月30日に感染者が確認され、4月に入り感染者数は拡大していった。これに対応し、国、県は警 […]
2020年6月15日 / 最終更新日時 : 2020年6月15日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木-過去・現在・未来(33) 感染症疫学情報集積の場としての下水処理場 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科講師 端 昭彦 はじめに 楠井教授 (当時、現名誉教授) の寄稿「公共用水域の水質と下水道」(2019年3月25日) では、汚水・排水の浄化施設としての側面から下水道について触れら […]
2020年5月29日 / 最終更新日時 : 2020年5月29日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木-過去・現在・未来 (32) 身近なコンクリート構造物の研究(その2) 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科教授 伊藤 始 本稿では、著者の専門であるコンクリートにまつわる話を述べていきたい。前回から、著者が実施しているコンクリート構造物に関する研究を紹介しています。今回は橋梁を構成する […]
2020年5月15日 / 最終更新日時 : 2020年5月15日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木-過去・現在・未来(31) 身近なコンクリート構造物の研究(その1) 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科教授 伊藤 始 本稿では、著者の専門であるコンクリートにまつわる話を述べていきたい。前回の寄稿がちょうど1年前の4月でした。そこでは、本学の新校舎の4階部分にコンクリートが打ち込ま […]
2020年4月17日 / 最終更新日時 : 2020年4月24日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木—過去・現在・未来(30) 緊急時の水利用と地下水 富山県立大学工学部 環境・社会基盤工学科准教授 黒田 啓介 はじめに 水道普及率は98%を超え、水道は私達の暮らしを支える基盤として不可欠です。しかしながら、地震、津波、洪水、土砂崩れといった自然災害や、水質事故、テロ […]
2020年3月31日 / 最終更新日時 : 2020年4月16日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木―過去・現在・未来(29) 地すべりと人々の生活、防災対策 富山県立大学工学部 環境・社会基盤工学科教授 高橋剛一郎 地すべりによる災害 この連載の16回目で古谷氏が地すべりの解説をしている。ここではその続きというか、人と地すべりの関わりや地すべりにどのように対処しているのか […]
2020年3月14日 / 最終更新日時 : 2020年4月16日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木―過去・現在・未来(28) 路面電車と暮らし・仕事・買い物 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科准教授 星川圭介 富山地鉄と富山ライトレールが富山駅で一本につながる3月21日が目前に迫ってきました。2本の路面電車の南北接続によって市内の移動がこれまで以上に便利になるものと期 […]
2020年3月2日 / 最終更新日時 : 2020年3月2日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木─ 過去・現在・未来(27) 地形と都市計画 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科准教授 星川圭介 都市の成り立ちはしばしば地形的要因から説明することができます。NHKの番組の影響もあってそうした地方史の地形的考察が少し流行りのようにもなっていますが、ここでは […]
2020年2月17日 / 最終更新日時 : 2020年3月1日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木─ 過去・現在・未来(26) 情報化の進展と土木 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科講師 立花潤三 1. 情報化の情勢 内閣府は第5期科学技術基本計画において、わが国が目指すべき未来社会の姿としてSociety 5.0を提唱しています(図-1)。Society 5 […]
2020年1月31日 / 最終更新日時 : 2020年2月3日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木─ 過去・現在・未来(25) 人口減少社会における地方自治体財政 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科講師 立花潤三 我が国の人口は2018年12月の時点で1億2642万人であり、今後急速に減少していくことが予想されています(図-1参照)。併せて高齢化率も上昇していくことで、労働人 […]
2020年1月14日 / 最終更新日時 : 2020年1月15日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木―過去・現在・未来(24) とやまとSDGs 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科准教授 中村秀規 1.はじめに SDGs(エス・ディー・ジーズ)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。聞いたことがない、という方から、よく知っているという方までいらっしゃると思い […]
2019年12月27日 / 最終更新日時 : 2020年1月14日 toyama-business 寄稿・コラム・講演 とやまの土木―過去・現在・未来(23) 洪水ハザードマップを考える 富山県立大学工学部環境・社会基盤工学科准教授 手計太一 災害とは、人間様が居住、社会経済活動をしているから発生するものであり、自然現象としては単なる大雨や大地の動き(地震)などに過ぎません。人間が安全に快適に生活できる […]