【北陸アルミ】新発想のフライパン「まるっとパン」22年1月発売へ 卵ひとつのオムレツも失敗しない
国内シェアトップの国産フライパンをはじめ日用品、建材などアルミ鋳物製品の老舗メーカー、北陸アルミニウム(本社高岡市、社長荒井毅氏)がこのほどクラウドファンディングで先行発売したアルミ合金製軽量フライパン「まるっとパン」が好評だ。
「まるっとパン」は昨年2月発売のIH対応に次ぐ第2弾で、今回はガス火専用で軽量化を追求した。これまでにIHが主流の米国、台湾向けを含め累計7,500個以上を販売、今回のガス火専用タイプを加えることにより年間1万個の販売を目指している。
通常のフライパンと中華鍋の良い部分を兼ね備えた底のまるい形状と、凹型にした特厚底の独自設計でぐらつかない安定性を両立させた。ガス火専用はIH対応の従来品に比べ約30%の軽量化を実現し、炒める・焼く・揚げる・煮る・茹でる・蒸すなど多様な調理方法に対応できる新発想のフライパンだ。
フライパンの内面は、テフロン™加工の最高級ランクの高密度3層ふっ素樹脂コーティング「テフロン™プラチナプラス」を施し、こびりつきにくく耐久性が高い。内側全体を均一に加熱するため焼きムラがないのが特長。
例えば、オムレツ料理では一般的なフライパンだと卵の量が少ない場合に薄く流れてスクランブルエッグや薄焼き卵の状態に仕上がってしまうこともあるが、新製品は卵ひとつでも鍋の中心に溶き卵が集まり、軽く混ぜるだけでとろとろの半熟オムレツにできる。
高い熱保持力により火を止めた後も蓄えた熱で余熱調理(自社の板製フライパンと比較)できるほか、揚げ料理に使う場合も、底が丸いフライパンなので同径の鍋と比較すると約半分の油で調理できる。料理中に置き場所に困らないスタンド式蓋が付く。
サイズは、タテ248mm×ヨコ423mm×高さ160mm。内径240mm。重さ700g。満水容量3.0L。価格は9,350円(蓋付、消費税込)。クラウドファンディングの受け付けは9月28日に終了し、2022年1月からネットショップや通販を通じて正式販売に入る予定。