【三協立山】高岡ショウルームに非建材商品コーナー新設 鉄道車両構体や植物工場ラックなどを展示

 三協立山(本社高岡市、社長山下清胤氏)はこのほど、三協アルミ社高岡ショウルームに非建材商品の展示コーナーを新設した。拡大を目指す非建材事業を広くアピールしていくのが狙いで、国際事業・マテリアル事業・商業施設事業の製品全18種類を展示している。

 国際事業の展示品として、連結子会社「STEP-G」(ST Extruded Products Group)が手掛けた大型鉄道車両構体を紹介。「STEP-G」は2015年3月、アレリス社(独)から独・ベルギーなどのアルミニウム押出事業の生産拠点を譲り受けた会社で、航空機や鉄道、自動車分野の製品を製造している。

 マテリアル事業では、植物工場で用いる完全人工光型水耕栽培専用のラック「アルファーム」やアルミホイール、風力発電用のブレードサンプル、スーツケース、歩行補助杖などを展示。

 商業施設事業では、タテヤマアドバンス社のショーケース「ルミグラス」や商品陳列用の什器「タテヤマゴンドラ」、レジカウンター、ショッピングパートナー、スタンドサイン(立て看板)「ポスタンド」、外照式サイン「アドビューN」、ドラッグストア・調剤薬局向け調剤什器などを紹介している。

 ショウルームの営業時間は、年末年始やゴールデンウィーク、夏期などの定休日を除き、午前9時から午後5時まで。展示商品は必要に応じて入れ替える予定で、一般にも「非建材事業への理解を深めてほしい」(広報室)としている。