【日本製麻】関西で人気のソースとコラボ 「どろカレー」発売

 日本製麻(本店・工場砺波市、社長中本広太郎氏、東証2部)は、老舗ソースメーカーのオリバーソース(神戸市)と共同で、同社の「どろソース」を使用したレトルトカレー「どろカレー」を開発し、9月中旬から全国発売する。

 オリバーソースは世界で初めて「とんかつソース」を売り出した関西を代表するソースメーカー。2024年には創業100年を迎える。「どろソース」は、野菜や果物、香辛料を釜で煮込んで作るウスターソースの熟成過程に発生するエキスのたくさん詰まった沈殿物を、オリバーソースが「どろ」と呼んだことに由来する。1993年の発売以来、関西ではうまみとコクが強い辛口の万能調味料として愛用され、カレーにかけて食べる人も多いという同社の看板商品。

 「どろカレー」は炒め玉ねぎの風味を効かせたカレーにどろソースを加え、また牛肉と豚肉の合い挽き肉をどろソースで炒めた「どろそぼろ」を具材に入れることで、芳醇な香りと濃厚なうまみのあるキーマカレー風に仕上げたのが特徴だ。

 9月中旬から全国の小売店とインターネット通販「楽天市場 ボルカノ・スパゲッチ」で販売する。価格は400円(税別)。賞味期限は24カ月。

 問い合わせ先=日本製麻ボルカノ食品事業部関西支店 078(332)8252