【ファインプラス】新社長に畠山専務が昇格、三宮氏は会長に

畠山一夫新社長
自動車用電装品を主力とするファインプラス(本社滑川市)は6月6日付けで、畠山一夫専務が社長に昇格し、三宮悟治郎社長が会長に就く新体制を敷いた。
三宮氏は北海道出身。SMKを経て1991年滑川プラスチック工業(2008年に現社名のファインプラスに社名変更)入社、同社を倒産の危機から再建し、経営を成長軌道に乗せた。2001年社長に就任し、この間に中国、タイ、フィリピンに生産拠点を展開。会社創業から半世紀余、社長就任から18年の在任期間となり、世代交代でトップの若返りを図った。
畠山氏は1963年10月高岡市生まれ。86年3月富山大学工学部工業化学科卒業、豊田合成入社。同社を退職後、大木樹脂工業(現・南条大木)を経て、2005年に現ファインプラスに入社。取締役、常務、17年6月から専務を務めてきた。
また同日の役員人事で、常務でファインプラス・タイ社長の三宮一晃氏は専務に昇格した。