【スギノマシン】新社長に杉野良暁専務が昇格 トップの若返り図り、新世代へバトン

 超高圧水を使った工業用切断・洗浄機など産業機械や工作機械メーカーのスギノマシン(本社魚津市、資本金23億2,467万5,000円)は、6月26日付けで新社長に杉野良暁取締役専務執行役員が昇格した。杉野太加良社長は取締役会長に、杉野芳宏会長は取締役相談役に退き、ともに代表権は持たない。

 1936(昭和11)年の杉野林平氏創業による同社は、芳宏氏、太加良氏を含む4人の兄弟が社長を務めてきたが、太加良氏の長男の杉野良暁氏の社長就任で新世代の経営に移る。

 良暁氏は1968(昭和43)年9月魚津市生まれ。93年3月慶應義塾大学文学部卒業。97年にスギノマシンに入社、中国子会社総経理、海外事業本部長、常務取締役を経て、2017 年から取締役専務執行役員として超高圧水を使った洗浄装置やマシニングセンタ(MC)の製造販売を担う精密機器事業本部長を務めてきた。

 同社は、全国シェア45%の生産量を誇るウォータージェットポンプなど独自のWJ(ウォータージェット)事業を主力に、MCと高圧洗浄装置の双方を社内で一貫生産する世界唯一のメーカーであり、海外営業拠点は9カ国10拠点、40カ国以上に販売ネットワークを持つ。

 近年は最高245MPaに加圧した原料同士をマッハ4の相対速度で斜向衝突させ、分散・乳化・粉砕・表面改質を行う湿式微粒化技術を応用した生物由来の超極細繊維素材「バイオマスナノファイバー」の製造・販売にも進出している。2019年3月末現在のグループ売り上げは389億円、同従業員数は1,630名。

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