高岡市美術館25周年記念コレクション展「お祝い福袋」 春テーマに64作家・80点を展示

 高岡市美術館は4月10日から、開館25周年記念コレクション展「お祝い福袋」を開催している。約1500点に及ぶコレクションの中から、日本画や洋画、彫刻など64作家の約80点を展示する。収蔵品の大規模な展示は2015年の「コレクションのチカラ」展以来4年ぶり。

 元号が「令和」に改まる新たな時代の幕開けにふさわしい春を主題とする作品をとりあげ、春の季語からとった「風光る」「母子草」「龍天に昇る」「春の暁」「氷解く」の5章で構成。春の花や植物、瑞祥動物や吉祥文様を施した作品、母子の和やかな雰囲気を醸し出す作品など、明るく開放的で縁起のよい作品を一堂に集めた。令和改元で話題となった梅を画材にとる屏風や工芸のコーナーもある。

 横山大観、石崎光瑤、中村岳陵、郷倉千靭、前田常作、南圭子らの絵画をはじめ、棟方志功の版画、市出身の彫刻家・村上炳人の彫刻など、見応えのある収蔵品が並ぶ。金森映井智、山崎覚太郎による工芸品や、焼き物、染色作品も展示している。

コレクション展会場:手前は明治期・高岡の鋳造技術の高さを示す天燈鬼像(佐野隆親作)

 村上隆館長は「多様な分野の美術品を鑑賞していただき、多くの人に美術館の存在をアピールしていきたい」と話している。

 会期は5月6日まで。開館は午前9時半~午後5時。4月15日、22日の2日間は休館。10連休は開館する。観覧料は一般500円、高校・大学生300円、中学生以下無料。4月25日には学芸員によるギャラリートークが開かれる。「コレクションにみる『高岡の金工・漆芸』」も同時開催。

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