【リードケミカル】新社長に東亜薬品出身で監査役の中井環氏就任

 経皮吸収タイプの医療用鎮痛・抗炎症剤専門メーカー、リードケミカル(本社富山市)の新社長に2月25日付で、同社監査役で東亜薬品(本社同、社長中井敏郎氏)の副社長を務めてきた中井環(たまき)氏が就任した。創業者の森政雄会長は留任した。

 政雄氏のおいで、リードケミカル創業時から事業に携わり専務などを歴任した後、16年7月政雄氏から社長を引き継いだ森吉明前社長が健康上の理由で退任、同日、臨時株主総会と取締役会を開催し中井氏を選出した。

 中井氏は1955年(昭和30年)富山市生まれ。78年立教大学経済学部卒業。80年東亜薬品に入社。84年常務。94年専務、2007年から取締役副社長。1994年からリードケミカルの監査役も務めてきた。東亜薬品社長で現富山県薬業連合会会長の中井敏郎氏は兄にあたる。リードケミカルの森会長も東亜薬品の取締役に就いている。

 同社は1969(昭和44)年に森政雄現会長が救急絆創膏から創業、75年パップ剤の製造を開始、皮膚から薬の成分を吸収させる「経皮吸収型の医薬品」に特化した唯一の製薬会社として、今年50周年を迎える。

 日本初の非ステロイド性抗炎症成分を含有した貼付剤「アドフィード」をはじめ「ロキソニンパップ」や「ロキソニンテープ」など消炎鎮痛剤を中心に、近年は海外輸出にも注力し、2018年5月期で売上高183億1,900万円を上げる無借金会社。利益は21億8,400万円を計上し、売上利益率11.9%の高収益企業だ。

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