富山の自慢ポイント、「真面目な人の多さ」で2調査連続1位
ソニー生命保険は「47都道府県別生活意識調査」の結果を発表した。2018年11月、全国の20歳~59歳の男女を対象にインターネットで調査したもので、各都道府県100名、計4700名の有効サンプルを得て集計した(調査協力会社:ネットエイジア)。調査は今年で4回目。今回は「生活・家族」に関する結果を公開した。
現在住んでいる都道府県で自慢できると回答した割合の高さで、富山県が上位にランクインした項目は次のとおり。( )内は前回調査での順位である。
「暮らしやすさ」10位(6位)
「食べ物の美味しさ」4位(2位)
「お酒の美味しさ」10位(10位)
「治安の良さ」7位(5位)
「教育水準の高さ」3位(2位)
「子育てのしやすさ」2位(5位)
「地元の企業の景気の良さ」8位(5位)
「働き先の多さ」10位
「真面目な人の多さ自慢」1位(1位)
自慢ポイントに関する質問項目のうち9項目について10位以内にランクインしているが、中でも「真面目な人の多さ自慢」の回答率が40.0%と2位以下の県を大きく引き離しているのが目立つ。富山県の真面目な人の多さ自慢1位は2調査連続となる。一方、「出身者に有名人がいる」「スポーツの盛んさ」などでは上位に入らなかった。
方言に関する質問で、「自分の出身県の方言が可愛いと思う」は7位だった。「出身県の方言は他県の人に通じないことが多いと思う」も同じく7位。そのためか「他県の人と話すときは出身県の方言を出さないように気を付けている」が2位となっている。
自分の健康状態について自己採点した結果では、富山県は66.2点で4位。ストレス状態の自己採点(ストレスが全くない:100点)では57.7点と3位になるなど、心身ともに健康だと感じている県民が多い。
家族関係に関して、「家族の仲がいい」では6位だった。夫婦関係に関する質問では、「住宅や自動車など高価な買物の際に最終決定権を握っている」のは「夫」と回答した割合が富山県は56%とトップだった。