【スギノマシン】精密部品加工・洗浄一貫ライン JIDAデザインミュージアムセレクションに選定

 産業機械メーカー、スギノマシン(本社魚津市、社長杉野太加良氏)の「精密部品加工・洗浄一貫対応ライン」が、日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)が運営する「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.20」に選定された。

 JIDAは工業デザインの職能確立と向上を目的に1952年に創立されたインダストリアルデザイナーの唯一の全国組織。JIDAデザインミュージアムセレクションは工業デザインが社会に寄与する質の高い製品を選定し、顕彰、記録するとともに、それを収集保管して次世代に伝えるための事業として1998年に発足した。20回目となる今回は210点の推薦品の中から43社48点が選ばれた。

JIDA選定証授与式

 選定された同社の「一貫対応ライン」は、機械加工(小型・立形MCとドリリング・タッピング専用機)、バリ取り、洗浄(CNCロボットハンド形超高圧水洗浄マシン)の各工程の装置と、ワークを受け渡すロボット(スイングアーム式コラムロボット)で構成、すべて自社製による独自開発装置だ。

 選定委員からは「無駄がないシンプルな構造とともに、開口や操作パネルの高さをそろえることで作業者の動線や作業のしやすさに配慮し、機能性と高いデザイン性の両立を実現した」と評価された。また、「特徴的なブルーグリーンのアクセントカラーを配したことで、これまでの工業用機械と一線を画すスマートな印象を与えている」(選定委員堀田峰布子氏)点なども選定理由となった。

 杉野良暁取締役専務執行役員は、「加工から洗浄、仕上げまでワンストップ対応できる、世界唯一の機械メーカーとしての強みに加えて、振動や熱などの加工状態を見える化し、予知保全、生産性向上などものづくり現場の最適化にIOT技術を高めていきたい。こうした生産工程への要求は町工場でも広がっている」と話した。

 1月17日(木)~22日(火)にかけて、AXISギャラリー(東京港区)で選定品の展示が行われ、18日には選定証授与式が行われた。

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